グーグル・アドセンスをWordPressブログに貼る方法を紹介します。
プラグインを利用する方法もありますが、本気でブログで稼ぎたいなら、プラグインに頼らず、自力でアドセンスを貼れるようになった方がいいと思います。
自分の思い通りにアドセンスを配置できるようになれば、収益性の高い配置がきっと見つかります。
アドセンスはブログの収益の要になり得る、強力なツールです。
頑張って使いこなしましょう。
なお、この記事はfunctions.phpのカスマイズについて基礎的な知識がある人を対象としています。
moreタグ(続きを読む)の後ろにアドセンスを貼る
まずは、moreタグ(続きを読む)の直後にアドセンスを表示する方法から。
moreタグは、<p><span id="more-◯◯◯"></span></p>
もしくは<span id="more-◯◯◯"></span>
という文字列に自動で変換されるので、この文字列を正規表現で検索して、その後ろにアドセンスのコードをくっつけます。
/* ログインしている時はアドセンスを表示しない */
if ( is_user_logged_in() ){
return $content;
}
/* アドセンスのラベル */
$label = '<div class="sponsoredlink">スポンサーリンク</div>';
/* アドセンスのコード */
$code = <<< EOF
EOF;
$content = preg_replace('/(<span id="more-[0-9]+"><\/span>)(<\/p>)?/', '$1' . '$2' . $label . $code, $content);
return $content;
});
記事中の好きな場所にアドセンスを貼る
記事中の任意の場所にアドセンスを貼る場合は、ショートコードを使うのが王道です。
まず、functions.phpで次のショートコードを定義します。
/* ログインしている時はアドセンスを表示しない */
if ( is_user_logged_in() ){
return;
}
/* アドセンスのラベル */
$label = '<div class="sponsoredlink">スポンサーリンク</div>';
/* アドセンスのコード */
$code = <<< EOF
EOF;
return $label . $code;
});
そのうえで、記事からショートコードを呼び出します。
記事の最後にアドセンスを貼る
記事の一番後ろにアドセンスを貼る場合はかなり単純です。
記事本文の後ろにアドセンスコードを加えるだけ。
/* ログインしている時はアドセンスを表示しない */
if ( is_user_logged_in() ){
return $content;
}
/* アドセンスのラベル */
$label = '<div class="sponsoredlink">スポンサーリンク</div>';
/* アドセンスのコード */
$code = <<< EOF
EOF;
return $content . $label . $code;
});
n番目のH2・H3の前にアドセンスを貼る
H2・H3の個数に応じて、自動でアドセンスを貼ることもできます。
また、少し手を加えれば、H2・H3の総数が◯個以上の場合に、◯番目のH2・H3の前にアドセンスを表示する、なんてこと可能です。
過去記事に一括でアドセンスを貼りたい場合に、このやり方を知っておくと便利だと思います。
/* ログインしている時はアドセンスを表示しない */
if ( is_user_logged_in() ){
return $content;
}
/* アドセンスのラベル */
$label = '<div class="sponsoredlink">スポンサーリンク</div>';
/* アドセンスのコード */
$code = <<< EOF
EOF;
$reg = '/<h[23].*?>.*?<\/h[23]>/';
//h2、h3の総数を取得
$count = preg_match_all($reg, $content);
//h2、h3が存在しなければ終了
if(empty($count)){
return $content;
}
$i = 1;
$content = preg_replace_callback(
$reg,
function ($matches) use ($label, $code, $count, &$i){
//h2、h3の総数が6個以上の場合
if($count >= 6 &&
//4番目のh2、h3の前にアドセンスを表示
$i == 4){
$matches[0] = $label . $code . $matches[0];
}
$i++;
return $matches[0];
},
$content
);
return $content;
});
記事以外の場所にアドセンスを貼る
記事本文以外の場所、ヘッダーやフッター、サイドバーなどにアドセンスを貼る場合は、ショートコードを使わない方が、ちょこっとだけシンプルになります。
まず、functions.phpで次の関数を定義します。
/* ログインしている時はアドセンスを表示しない */
if ( is_user_logged_in() ){
return;
}
/* アドセンスのラベル */
$label = '<div class="sponsoredlink">スポンサーリンク</div>';
/* アドセンスのコード */
$code = <<< EOF
EOF;
echo $label . $code;
}
その上で、sidebar.phpなどから関数を呼び出せばOKです。
自動広告を貼る
自動広告は、通常の広告と違ってヘッダーに読み込みます。
if ( is_user_logged_in() ){
return;
}
/* 自動広告のコード */
$code = <<< EOF
EOF
; echo $code;
});
最後に
以上、アドセンスの貼り方、6つの基本形でした。
アドセンスはとても奥が深いです。
収益に直結するので、研究しがいがありますよ。